※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
本拠地はヴェルジーですが、先祖代々受け継がれたヴェルズネイの畑を多く所有する「エティエンヌ・ルフェーヴル」。
ブドウに高値のつくヴェルズネイですが、メゾンに売らないことをポリシーとし、テロワールを尊重したシャンパーニュを造り続けています。
こちらは平均樹齢40年、ヴェルズネイ村を主体にヴェルジーをブレンドしたグラン・クリュ・シャンパーニュ。
シャンパーニュのピノ・ノワールの頂点に君臨するヴェルズネイを主軸とした、素晴らしいバランスの1本です。
【テイスティング・コメント】
洋ナシやアプリコットを思わせる熟したアロマに香ばしいナッツのニュアンス。
果実豊かな味わいはゴージャスかつ繊細。
厳粛なストラクチャーや透明感、伸びやかさなど、ヴェルズネイの美点に満ちています。
■熟成
36ヶ月
・ドサージュ:6g/L
■オススメ料理
かき揚げ
天ぷら
ホタテ料理
■生産者について
1977年に設立されたエティエンヌ・ルフェーヴル。
所在地こそセラーを構えるヴェルジーですが、元々はヴェルズネイを本拠とする栽培家の家系の出身。
そのため、合計8haの所有畑の中でヴェルズネイが4haと最も大きな割合を占めています。
ブドウ栽培はリュット・レゾネを採用。
醸造にはステンレスタンクを用い、クリアに表現された畑の優位性を、マロラクティック発酵がもたらす滑らかな質感で包み込みます。
瓶詰めされたシャンパーニュの熟成は、年間を通じて室温9~10℃に保たれる19世紀に掘られた地下セラーで行われています。
■産地について
モンターニュ・ド・ランスの北東部に位置するヴェルズネイは、シャンパーニュで最高のピノ・ノワールを生む土地としてアイと双璧をなすグランクリュ。
ピノ・ノワールで名高いグランクリュは他にアンボネイやブジーがあるが、アイを含めたこれらの村はリッチで豊潤なワインをもたらす南向きや南東向き斜面に畑があるのに対し、ヴェルズネイでは、緩やかな北向き斜面に畑が広がっています。
この斜面の向き、涼やかな気候、ベレムナイトの厚いチョーク質が、ヴェルズネイのワインに精緻な酸やミネラル感、透明感や伸びやかさ、そして丸く完璧なバランスと気高さをもたらしています。
厳粛な美を備えたヴェルズネイのピノ・ノワールは、時には「シャルドネならばコート・デ・ブランのル・メニル・シュール・オジェ、ピノ・ノワールならばヴェルズネイ」とも評される通り、有名メゾンだけでなく、シャンパーニュ中の生産者が切望する絶対的な地位にあります。
シャンパーニュのピノ・ノワールの頂点に君臨するグランクリュ、ヴェルズネイを主軸とした高品質のシャンパーニュ…しかも価格は手頃となれば、注目を集めないはずがありません。
事実、エティエンヌの作品は国内外で高い評価を受けており、シャンパーニュ評論の権威リチャード・ジューリンはエティエンヌを「才能ある醸造家」と称え、彼の「上手く造られた成熟したシャンパーニュ」を思いがけず発見した喜びをその著書に記しています。
※インポーター資料より引用
■レコルタン・マニピュランとは
シャンパーニュ地方の醸造形態のひとつ「レコルタン・マニピュラン」。
ブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家のことを、こう呼びます。
小規模経営の生産者が多いため、その生産量はシャンパーニュ全体の割合からいうと1/3にも満たないほど。
生産数が限られてくるのは小規模であるが故にヴィンテージの影響を受けやすいから。
また特定の畑で収穫したブドウだけを使い、独自製法を用いたその味わいは個性的。
それだけに希少価値も高く、それぞれの拘りが楽しめる造りとなっているのです。
シャンパーニュ愛好家がこぞって求めるのも納得の、入手困難なシャンパーニュの造り手なのです。
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)