※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
クロード・カザルは、希少なクロ・シャンパーニュ『クロ・カザル』を有する実力派RM(レコルタン・マニピュラン)。
ニール・ベケットに「死ぬ前に飲むべき1001のワイン」に選出された偉大なるシャルドネの名手です。
こちらはクロ・カザルの中でも、1950年代に植樹された古樹の区画のみから造られるトップ・キュヴェ。
クリュッグの『クロ・デ・メニル』『クロ・ダンボネ』、フィリポナの『クロ・デ・ゴワセ』などと並び、現存する21のクロ・シャンパーニュのひとつです。
■メゾンの特徴
ル・メニル・シュール・オジェ
シャルドネの聖地コート・デ・ブランの最南端に位置するル・メニル・シュール・オジェは、シャンパーニュ評論家のリチャード・ジューリンから「歴史上最もエレガントなシャンパーニュをもたらす」と最大の賛辞を受けるグランクリュ。
表土が非常に薄くベレムナイト・チョークの層がすぐに露出する土壌が、豊かで強いミネラル感とシャープな酸をもたらし、シャンパーニュのグランクリュの中で最も長熟で最もエレガントと評されるワインを生み出します。
シャンパーニュ造り
ブドウ栽培にはリュット・レゾネを採用。
醸造にはステンレスタンクを用い、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行っています。
ベースワインの醸造はル・メニル・シュール・オジェの醸造施設で行われますが、最低でも36ヶ月という長い熟成にはオジェにある邸宅の地下セラーが用いられています。
生産者のこだわり
ここにもまた、自分の強い想いを貫徹した女性がいます。
デルフィーヌ・カザル、シャンパーニュ・クロード・カザルの現当主は、一流メゾンの下請け栽培醸造家として得てきた長い慣習と高い評価を投げ捨ててまで、自社の単一畑シャンパーニュ「クロ・カザル」を世に打ち出しました。
オジェの丘の麓に広がる畑は、クロの壁により周囲よりも温度帯が暖かく、ブドウに最大限の熟度をもたらす最良の区画。
ボランジェ、ルイ・ロデレールなど、大手メゾンの中でもマーケティングより品質に重きを置いてきたメゾンが厚い信頼を寄せるカザル家が最良区画で作るシャンパーニュは、偉大なるシャンパーニュとして高い評価を博しています。
■このシャンパーニュについて
豊満なオジェの魅力にフィネスを備えた偉大なグランクリュのクロ・シャンパーニュ。
醸造
・熟成:96ヶ月
・ドサージュ:2g/L
テイスティング・コメント
美しい輝きのあるゴールド色。
空気に触れるとコリアンダー、砂糖漬けのクレメンティーン(小さなミカンのような柑橘)、ペストリークリーム、プラリネの香りが広がる。
フレッシュな柑橘系がダイナミック。
ライムからホワイトカラント、ナッツまで広がるフレーバー、フレッシュさと成熟感のある幅広い味わい。
華やかで広がりのある熟度の高い果実に加え、古樹の深みや緻密さを備えており、長い余韻には心地よい熟成感とナッツが漂う。
オススメ料理
スモークサーモンや前菜
レモンなどの柑橘をしぼった生牡蠣
アンチョビを添えた料理
※インポーター資料より引用
■レコルタン・マニピュラン(RM)とは
シャンパーニュ地方の醸造形態のひとつ。
ブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家のことを、こう呼びます。
小規模経営の生産者が多いため、その生産量はシャンパーニュ全体の割合からいうと1/3にも満たないほど、かつ小規模であるが故にヴィンテージの影響を受けやすく、生産数が限られています。
また特定の畑で収穫したブドウだけを使用し、独自製法を用いたその味わいは個性的。
それだけに希少価値も高く、それぞれの拘りが楽しめる造りとなっており、シャンパーニュ愛好家がこぞって求めるのも納得の、入手困難な造り手なのです。
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)