※ボトル画像はイメージです。ヴィンテージによりラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
ジュヴレ・シャンベルタンのトップ生産者にして、非常に希少な人気生産者。
古樹ならではの凝縮された果実味を表現するジュヴレ・シャンベルタンの優良生産者の看板ワイン。
ブドウ由来の複雑味や奥行きある風味のコンビネーションが素晴らしい1本です。
■テイスティング・コメント
外観は濃いめのルビーレッド。
グラスに注ぐとブラックベリーや熟したイチゴ、チェリーなどの赤黒系果実のアロマに、バニラのニュアンスが華やかに広がります。
口に含むと、シャープな酸と果実の活き活きとした味わいが感じられ凝縮した印象。
滑らかなタンニンと程よい苦みがあり複雑味を持った余韻が形成されています。
■オススメ料理
肉じゃが
すき焼き
ローストチキン
鶏肉の赤ワイン煮
■丁寧なワイン造り
ファビアン氏は100%の除梗や低温マセラシオンなど、今までのドメーヌで重んじていた醸造方法を引き継ぎつつ、2014年にセメントの発酵槽から温度調整機能付きの木製発酵槽へ切り替えるなど、積極的に設備を改良。
ヴィンテージ毎に細かい部分を調整しながら、更なる味わいを追求しています。
ジャンテ・パンショのワイン造りの特徴といえば、なんと言ってもその丁寧さ。
実のところ、ヴァンサン氏もファビアン氏もワイン造りの傍ら消防士も務めていた経歴もある男気あふれる個性的な人物。
ともすればこわもてで荒々しい印象を受けるのですが、ことブドウ栽培、ワイン造りに関してはひたすら丁寧に、愚直なまでに純粋な果実味を追い求めています。
■テクニカル情報
ジャンテ・パンショは、ジュヴレ・シャンベルタンだけではなくシャンボール・ミュジニーの一級畑など優良な畑を少しずつ買い足し、現在では約21haの素晴らしい畑の数々を所有。近年ではその他に約5haの畑を借りてワイン造りを行っています。
そんなジャンテ・パンショのワインの一番の魅力は、ブドウ樹の樹齢の高さに由来する、凝縮感のある果実味と複雑さのある味わいです。
ジャンテ・パンショが所有する畑の樹々は総じて樹齢が高いことが特徴で、アン・シャンなど1903年に植えられた樹齢100年をも超えるという貴重な区画も所有。
また、ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュに関しても、およそ樹齢60年以上のブドウを使用しているため、凝縮感のある豊かな果実味をお楽しみいただけます。
この古樹ならではの個性を活かすため、栽培から醸造まで非常に丁寧な仕事が行われています。
栽培ではリュット・レゾネを実践。
ブドウは手摘みで収穫され、2度選果された後、機械を使って3度目の選果が行われます。
醸造では、果実のフルーティーでデリケートな味わいを抽出させるため、100%除梗します。
除梗後はゆっくりと1週間ほどかけて低温浸漬を実施。
かつて全房も試されましたが、自分達のスタイルではないと感じたそうです。
深い色を出すために、温度に注意を払いながらキュヴェゾン(醸造工程の一つで、発酵槽内でアルコール発酵および醸しを行う過程)をしっかり行うことで、果実味とソフトなタンニンの抽出を心がけています。
発酵後は30%という低い新樽比率のもと、熟成。
このような繊細な作業で古樹の魅力を最大限に活かしたワイン造りがジャンテ・パンショの特徴。
濃密でありながら決して重くなく、杯が進む優しい味わいこそが、ジャンテ・パンショのワインのスタイルなのです。
※インポーター資料より引用
■ジュヴレ・シャンベルタンについて
かの「ナポレオン」が愛した「ジュヴレ・シャンベルタン」の始まりは640年。
コート・ド・ニュイ最大にして最多のグラン・クリュを持ち、ブルゴーニュ地方の中で最高峰を誇る赤ワインを多く生み出しています。
ディジョンから下ってくると、ここからブルゴーニュのシャンゼリゼがはじまります。
ラヴォー渓谷の麓に、クリュニー修道会の古城があり、要塞化された酒蔵のよう。
村の南側、標高260~320mの斜面に9つのグラン・クリュが並び、プルミエ・クリュは標高280~380mにあり斜面の上部(浅い褐色の石灰岩土壌)を占めています。
次に村名アペラシオンの畑が、褐色のカルシウムと褐色の石灰岩の土壌にあります。
ブドウは台地から運ばれた赤い泥土と崩落土に覆われた泥灰土でよく育ちます。
これらの小石はワインにエレガンスとフィネスを与え、貝の化石を含んだ泥灰土はボディ、堅固さを与えています。
■原産地呼称
AOC. GEVREY CHAMBERTIN(ジュヴレ・シャンベルタン)
■格付
村名(ヴィラージュ)