※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
北ローヌ随一の名門ドメーヌ「ポール・ジャブレ・エネ」。
「20世紀最高のワイン」に選ばれたラ・シャペルを生み出し、世界中のワイン愛好家の垂涎の的となっています。
こちらは、クローズ・エルミタージュの伝統的な1本で、常に同アペラシオンのトップに数えられる銘柄です。
カシスのような果実味と黒コショウやリコリスのスパイシーさ、長い余韻が特徴です。
■ドメーヌについて
ドメーヌの歴史は1834年、アントワーヌ・ジャブレ氏がこの地でワイン事業を興したことに始まります。
彼の息子のポール、アンリを含む6世代がこの家業を守り継ぎ、2006年にシャンパーニュのワイン実業家であるフレイ家の手に渡ります。
以来、ボルドーのメドック格付3級シャトー・ラ・ラギューヌの醸造責任者でもある長女カロリーヌ・フレイ氏が指揮を執り、2010年からはグラヴィティ・システムを利用した最新のセラーが稼働しています。
エルミタージュの歴史を物語る、ジャブレのワインたち
ジャブレ社が誇るフラッグシップ「ラ・シャペル」は、エルミタージュの起源を辿る歴史的な物語に由来しています。
1224年、ガスパール・ド・ステランベールという騎士が十字軍遠征の帰途、戦争での己の罪深さを悔いてこの地に小さな教会を建て、ブドウを育てワインを造りました。
そのワインが評判を呼び、やがてフランス随一の名声を得るまでになり、これがエルミタージュ(隠者の庵)の始まりの歴史と言われています。
この教会(シャペル)は1919年からジャブレ社が単独所有し、エルミタージュを象徴する歴史的建造物として今も丘の頂上でその姿を拝むことができます。
またエルミタージュの白「シュヴァリエ・ド・ステランベール」も、かの騎士の名に由来しています。
「The Amorim Biodiversity Award」受賞!
ポール・ジャブレ・エネでは、地球環境によりそうアプローチを実践しています。
テロワールと生物多様性の尊重する姿勢と実績が評価され、ドリンクビジネス・グリーン・アワード2021にて「Amorim Biodiversity Award」を受賞しました。
■2017ヴィンテージについて
しなやかな酸と凝縮した果実味があり、早くから楽しめるスタイル
2017年の北ローヌは予期せぬ一進一退の変わった天候となりました。
冬は乾燥しており例年より気温の上昇が早く、発芽が早く開始するも、春先に再び気温が下がり、霜が降りるなど芽の成長が止まりました。
水分不足は5月に恵みの雨が降り解消されることになるが6月以降、茹だるようなような乾燥した夏が訪れたことでブドウの成熟が一気に早まります。
猛暑は酸度を低下させますが、再び8月末に雨が降ったことでブドウ樹に活気が戻ってきました。
昨年より収穫開始は2週間ほど早かったですが、10月の中旬までは雨が降ることが無く、収穫のタイミングをしっかりと見極めることが出来ました。
糖度と酸度をしっかりと保持した小粒のブドウが収穫でき、ワインはしなやかな酸と凝縮した果実味があり、早くから楽しめるスタイルのワインに仕上がっています。
栽培
・面積:40ha
・平均収量:25-30hl/ha
・樹齢:40-60年
ビオ情報
・ビオロジック
・認証機関:Ecocert
熟成
フレンチオーク樽にて12カ月(228L、新樽比率20%)
コンクール入賞歴
サクラ・アワード 2020:ダブル金賞
評価
ジェブ・ダナック:94
ワイン・アドヴォケイト:92
ジェームス・サックリング:92
ヴィノス:92
飲み頃温度
17℃
オススメ料理
ナスとフォアグラのプレッセ
ポルチーニ茸のリゾット
鶏肉のオリーブ煮込み
ロックフォール チーズ(青カビタイプ)
■原産地呼称
AOC. CROZES HERMITAGE(クローズ・エルミタージュ)
※インポーター資料より引用