※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
フィリポナ家はシャンパーニュ地方で最も古い歴史をもつ家系のひとつ。
16代にわたりアイ村に居を構えるフィリポナ家の歴史は、この地方のワイン造りの歩みと共に刻まれてきました。
こちらは、シャンパーニュ地方最良のチョーク土壌で育ったシャルドネ100%で造られるブラン・ド・ブラン。
ピノ・ノワール種を特徴とするフィリポナのレンジにおいて特別な存在です。
控えめなドザージュで仕上げたこのブラン・ド・ブランは、特別の日のために最適なシャンパーニュです。
■醸造長のコメント
2014年は、混沌とした天候と驚きに満ちた年でした。
穏やかで雨の多かった秋と冬に続き、暖かく乾燥した晴天に恵まれた春が、非常に早い芽吹きをもたらしました。
夏は特に雨が多く、8月末の気温は秋並みの涼しさに。
雨の多い天候を考慮すると、ブドウの健全性は満足のいくもので、特に灰色カビ病は非常に少なく、ウドンコ病やベト病の発生もありませんでした。
この年は珍しく、白カビ病とミバエが特定のセクターで発生しました。
素早い収穫と厳格な選果により、ブドウの品質は非常に健全で、房の平均重量は並外れて優良な結果となりました。
フィリポナでは、2014年9月13日から25日まで収穫が実施されました。
■醸造
≪ブレンド≫
シャルドネ100%。
コート・デ・ブラン地区のグランクリュ、プルミエクリュの畑から収穫したブドウのファーストプレスジュースだけを贅沢に使用しました。
≪発酵≫
伝統的な醸造法を用い、熟成前の酸化を防いでいます。
ステンレスタンクで発酵したワインはマロラクティック発酵を部分的に実施。
樽を使用したワインではマロラクティック発酵を行いません。
≪熟成≫
ワインの複雑味を引き出すため、6年~8年間熟成します。
澱と共に“プリーズ・ド・ムース”とも呼ばれる瓶内二次発酵を行い、セカンドアロマとサードアロマを際立たせる手法をとっています。
≪ドサージュ≫
ドザージュ4.25g/Lのエクストラ・ブリュットが、このワイン特有のピュアな味わいを引き立たせています。
フレッシュさと花々のアロマ、そしてしっかりとした酒質のバランスが保たれたエレガントなワインです。
■テイスティング・ノート
≪色≫
明るいライトゴールドの美しい色味、デリケートでクリーミーな泡。
≪香り≫
繊細な白い花々がベルガモットのノートとハーモニーを奏で、さわやかで豊かなアロマが広がります。
≪味わい≫
柑橘のくっきりとした輪郭ある風味と、トロピカルなパッションフルーツのフレーバー、ミネラル感のあるエレガントなフィニッシュ。
■食事とのマリアージュ
アペリティフに最適なワインです。
ポーチしたり、バターのソースを添えたりしたエビやロブスターなどの甲殻類や、魚料理とのペアリングがお勧め。
アペリティフとして楽しむ際には6℃~8℃くらいにしっかり冷やして。
お食事と味わう際には、9℃~11℃が適温です。
※インポーター資料より引用
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)