※ボトル画像はイメージです。ヴィンテージによりラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
家族経営でワインを造っている、ポールクルーバー・ワイナリー。
オーナーのポールクルーバー氏は「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。
ひとつひとつ丁寧な手作業で行われている、ワイン造りの工程。
ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現するほどのこだわり様です。
【テイスティング・コメント】
レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類、ストーンフルーツ、花やヴァニラ、アーモンドフレーク、オーク樽の風味。
フレッシュで豊かな酸、ミネラル、程よく濃厚でクリーミー。
エルギンらしいしっかりした酸が豊かな果実味を包み込み、オークの風味も含めて素晴らしいバランスを保っている。
冷やし気味でフレッシュに飲むのも良し、温度を上げてやや濃厚な味わいで楽しむのも良し、温度によって様々に表情を変えることが出来る。
中盤から後半にかけて何層にも感じられる複雑味もあり、エレガントで洗練された美しいシャルドネ。
■土壌
古いものは1987年に植樹、若い木は2016年に植樹。
樹齢2~31年。
畑の標高は280~350m。
土壌は、ボックヴェルドシェール(頁岩)で下には粘土の層がある。
斜面は東向き、南東向き、南南西向きの斜面。
■発酵と熟成
収穫後、フレンチオークに入れて天然発酵。
新樽33%、他は2年目、3年目、4年目の樽を使用。
全体の38%をマロラクティック発酵。
他はフレッシュさと酸をキープするためMLFはしない。
澱が入ったまま9か月熟成。
■生産者について
ポールクルーバー氏は、1990年代に入ってアパルトヘイト(人種差別政策)が廃止されると、所有する果樹園やワイナリーの黒人労働者、その地域の住民達の生活向上を目的としたタンディ・プロジェクト(「タンディ」とは、アフリカ系コーサ人の言葉で「愛」を意味します)を提案し、オリジナルブランドのワイン「タンディ」を生産しました。
その販売利益により、彼らの住む地域の生活環境を改善して行くことを目指しています。
今では、そのタンディ・ワインも国際的にも高く評価され、タンディ・スタッフも自分の仕事に誇りを持てるようになりました。
こうしたポールクルーバーのユニークな企画とプロジェクトは、今では南アフリカ国内だけにとどまらず世界からも注目されています。
■受賞歴&評価
Chardonnay Named Best White Wine at Prestigious Trophy Wine Show
ベスト・シャルドネ&ベスト白ワイン受賞
Tim Atkin 2021 Report:93
Platter SA 2023:4.5 STAR、94
■オススメ料理
バーニャカウダ
鶏肉、豚肉、ジビエ
魚やシーフードのレモンバターソース
クリームソースを使ったパスタやサーモン
※インポーター資料より引用