※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
スター生産者として今世界中で大注目のシャルトーニュ・タイエ。
次世代を担う生産者として、国内外のワイン専門誌で高い注目度と評価を獲得しています。
こちらは、メルフィの守護聖人サンタンヌに因んだ名を持つシャンパーニュ。
砂を多く含むメルフィのテロワールならではの華やかさを感じられます。
様々な土壌タイプの畑からのワインをブレンドすることでメルフィのエッセンスを昇華させ、タイエが根差すテロワールを総合的に表現した1本。
とは言え、決して難解だったり複雑だったりしないのがタイエの素晴らしさです。
■かつてのグランクリュ、メルフィとは
砂質をベースとした土壌のおかげでフィロキセラからの被害もそれほど大きくはありませんでしたが、ランスの街やモンターニュ・ド・ランスの村々を一望できる高台にあることから、20世紀の2回の世界大戦では戦略的要地となり、ブドウ畑は徹底的に破壊されました。
1950年代にようやく畑が再建され始めましたが、その頃にはかつての栄光とワイン造りがすっかり失われてしまったという歴史を持っています。
この地の利点は『土壌の多様性』。
グランクリュの村の土壌がほぼ粘土とチョークで構成されているのに対し、メルフィは砂質を主体に海抜によって砂岩、粘土、石灰と様々なタイプの土壌が混ざり合い、チョークの下層土を厚く覆っています。
クオリティに関する歴史的根拠が確かで、同じ村でもブルゴーニュのように区画ごとのテロワールがこれほど多様な土地は滅多にありません。
■醸造
・発酵:収穫後、区画ごとに空気圧プレス機で時間をかけてソフトなプレスを行う
・熟成:24ヶ月以上
・ドサージュ:4g/L
・デゴルジュマン:2023年5月
■飲み頃温度
8~12℃
■テイスティング・コメント
リンゴの蜜のふくよかさとさわやかさを思わせるエレガントな心地よい香り。
旨みとして感じる細やかなミネラル感と果実のジューシーさに富むアタック。
ハチミツやバターのふっくらとしたボリュームに加え、長期熟成の複雑さ、長期熟成の複雑さ、そしてアフターのフレッシュさが全体のまとまりを良くしています。
■生産者について
≪新しい時代を担うアレクサンドル・シャルトーニュ≫
メルフィは知名度こそ低いですが、18世紀にはヴェルズネイやアイなど現在のグラン・クリュの村と同等の最高ランクの価格で取引されていたという歴史を持つクオリティーの土地。
アレクサンドルは、この土地の土壌の多様性に注目し、現代にメルフィの復活をさせるべく、テロワールの表現を突き詰めたシャンパーニュ造りを行っています。
アヴィーズのジャック・セロスという偉大な生産者の下で修業を積んだアレクサンドルはこの優位性を実感し、2006年に蔵に戻ると、瞬く間にメルフィのテロワールを表現した高いクオリティーのシャンパーニュを造り上げ、現在では師であるセロスに迫る人気を世界中で獲得しています。
※インポーター資料より引用
■オススメ料理
ホタテのカルパッチョ
甲殻類のフリット
リンゴのコンポート
■レコルタン・マニピュラン(RM)とは
シャンパーニュ地方の醸造形態のひとつ「レコルタン・マニピュラン」。
ブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家のことを、こう呼びます。
小規模経営の生産者が多いため、その生産量はシャンパーニュ全体の割合からいうと1/3にも満たないほど。
生産数が限られてくるのは小規模であるが故にヴィンテージの影響を受けやすいから。
また特定の畑で収穫したブドウだけを使い、独自製法を用いたその味わいは個性的。
それだけに希少価値も高く、それぞれの拘りが楽しめる造りとなっているのです。
シャンパーニュ愛好家がこぞって求めるのも納得の、入手困難な造り手なのです。
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)