※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
シラーの銘醸地コート・ロティで1種類のみを造り続ける実力派ドメーヌ。
複数の場所に畑を所有していながら、区画ごとのキュヴェは造らず、すべてブレンドして1種類だけのコート・ロティを造っています。
その理由は、そうすることで、よりバランスのとれたワインが出来ると考えているため。
「異なる区画の特徴やテロワールは、毎年同じように再現することは出来ません。年による気候の違いは、ワインの特徴に大きな影響を与えます。葡萄が早く熟す南のエリアがベストな年もあれば、熟すのが遅い北のエリアがベストな年もあります。すべての畑の葡萄をブレンドし、毎年同じ品質レベルのワインを造るのは非常に難しいことですが、区画ごとに別々のキュヴェを造るよりも、ブレンドすることで、よりバランスのとれたワインが出来ると考えています」と、ピエール(オーナー)は語っています。
■収穫
ブドウ樹の平均樹齢は40年ですが、中には100年近いものもあります。
手摘みで収穫したブドウは100%除梗します。
■発酵・熟成
35hLのコンクリートタンクに入れ、天然酵母で発酵。
発酵中、1日に4回のピジャージュを行います。
ルモンタージュは3回(発酵の初期、中盤、終盤)に行います。
熟成は、228Lのオーク樽(新樽20%)で15ヶ月。
熟成中に3度の澱引きを行います。
軽くフィルターをかけてからボトリングします。
■評価
ワイン・エンスージアスト(2020.12.31):93
ヴィノス(2020.4):92
■オススメ料理
ビーフシチュー
鴨肉のロースト
■すべてはブドウから始まるワイン造り
「私たちのワイン造りはナチュラルかつシンプルです。品質の高いブドウさえあれば、ワイン造りはシンプルになります」
まず品質の高いブドウを得ることが第一だと言います。
所有する4.5haの畑は人の手が届く大きさで、どの畑も近く歩いて見に行ける範囲にあり、1日あれば全部の区画を見回ることが出来ます。
何かあっても効率良く迅速に対応でき、それが品質につながると考えています。
収穫は、9月から10月の間に2週間から3週間をかけて、ブドウの熟度に合わせて数回に分けて手摘みで行います。
収穫を終えたブドウは、ドライなタンニンが出ないよう100%除梗し、酵母を添加せずに天然酵母を用いて発酵。
天然酵母はアペラシオンの特徴、テロワールを表現する大切な一つの要素であり、その年の独自性を色濃く表現すると考えているためです。
発酵中はピジャージュを行い色と果実味を抽出。
2週間の発酵と醸しの後、マロラクティック発酵が終わったらすぐにブレンドを行い、早い段階からワインの均一性を保つことで、バランスのとれた味わいにしています。
熟成は228Lのブルゴーニュ産のオーク樽で行い、全体の20%を毎年新しくしています(新樽比率20%)。
樽の香りがワインの持つテロワールやヴィンテージの個性を覆い隠してしまわないように、新樽の比率は低めに抑えています。
■所有畑
ドメーヌは現在、4.5haの畑を様々な場所に所有しています。
「コート・ブロンド」
「レ・ムートンヌ」
「ル・シャンパン」
「ラ・ブロセ」
「フォンジャン」
「レイヤ」
※インポーター資料より引用
■原産地呼称
AOC. Côte Rôtie(コート・ロティ)