※ボトル画像はイメージです。ヴィンテージによりラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
家族経営でワインを造っている、ポールクルーバー・ワイナリー。
オーナーのポールクルーバー氏は「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。
ひとつひとつ丁寧な手作業で行われている、ワイン造りの工程。
ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現するほどのこだわり様です。
■ポールクルーバー氏について
1990年代に入ってアパルトヘイト(人種差別政策)が廃止されると、所有する果樹園やワイナリーの黒人労働者、その地域の住民達の生活向上を目的としたタンディ・プロジェクト(タンディとは、アフリカ系コーサ人の言葉で「愛」を意味します)を提案し、オリジナルブランドのワイン「タンディ」を生産しました。
その販売利益により、彼らの住む地域の生活環境を改善して行くことを目指しています。
今では、そのタンディ・ワインも国際的にも高く評価され、タンディ・スタッフも自分の仕事に誇りを持てるようになりました。
こうしたポールクルーバーのユニークな企画とプロジェクトは、今では南アフリカ国内だけにとどまらず世界からも注目されています。
■このワインのテクニカル情報
栽培
畑の標高は280-400m、北東斜面と南側斜面があります。
植樹は古いものが1989年で若いものは2015年。
樹齢は2-29年。
主要土壌はBokkeveld Shale(ボッケベルド・シェール:頁岩)で、その下には粘土の層。
ブルゴーニュ・クローンは667、113、115、777を使用。
収穫は2/9から3月16日まで。
明け方前の真っ暗な午前3時から収穫をスタート。
涼しい時間帯に収穫することにより、ブドウに大切な酸を維持しています。
醸造
収穫後、破砕、6-8日冷却し、発酵はナチュラルに始まり、一部は酵母も加えています。
発酵中は1日2回手でパンチダウン。
発酵後はフレンチオークに入れてマロラクティック発酵を経て12か月熟成。
新樽27%、残りは2年目、3年目、4年目の樽を使用。
生産量30,000本。
ヴィンテージ+7-8年前後。
■このワインの特徴
このヴィンテージの特長は心地よい滑らかさです。
開封後は時間が経つほど味わいが向上し、2〜5日かけてゆっくりと楽しむことをおすすめ。
酸味がしっかりしているため、さまざまな料理に合わせやすいです。
(ヴィーガン・フレンドリー)
テイスティング・コメント
香りには赤系や黒系の果実、土、スパイスなどが感じられ、酸味や渋みが豊かでありながらも、滑らかで柔らかなボディが特徴的。
果実の風味は清涼感とシルキーな質感があり、土のニュアンスが豊かで、ほのかにオークの香りも漂っています。
開栓後、経過時間とともにより洗練された味わいを楽しむことができます。
※インポーター資料より引用
■飲み頃温度
12〜15℃
■オススメ料理
キノコのマリネ
グリーンカレー
牛肉やジビエ肉のロースト 赤ワインソース
コンテ チーズ(ハードタイプ)