■商品について
サッシカイアと人気を二分する偉大なるスーパー・タスカン「オルネライア」。
強さと柔らかさを兼備した、他の追随を許さない豪勢な味わい。
爽やかな余韻がいつまでも美しく続く、ボルゲリの豊かなテロワールの卓越性を感じる逸品です。
【テイスティング・コメント】
色調は深いルビー色。
スパイスやバルサミコの、豊かで魅力に溢れる香りが特徴的。
口に含むとボディーが非常に大きく活力に溢れ、凝縮度が高く滑らかなタンニンの風味が口の中に広がります。
【オススメ料理】
ジビエ、牛肉料理、山の幸を使った料理。
【評価】
ワイン・アドヴォケイト:97
ジェームス・サックリング:97
アントニオ・ガッローニ:97+
ワイン・スペクテーター:96
※インポーター資料より引用
■原産地呼称
DOC. BOLGHERI
■ヴィンテージ情報
例年に比べ、天候が劇的に変化した「2019年」。
雨が降って寒い期間と、旱魃や猛暑が長く続いた期間が交互に現れました。
例年並みの気候となった冬が明け、4月の第1週につぼみが出ます。
4月と5月は寒くて雨が続いたため、ブドウの成長が例年よりゆっくりと進み、10日以上も遅くなった「開花」。
6月は一転、異常な猛暑と乾燥の月となり、月末には最高気温が 37℃にも達します。
夏の間、日差しが強く、猛暑日が続きました。
平均気温は例年を2℃も上回り、45日間、雨が降りませんでした。
7月の最終週、2日に渡って雨が降り、長い日照りが終わります。
この雨で天候は例年に戻り、ブドウの成長に理想の条件が揃いました。
9月5日からゆっくり始まった収穫。
例年通り、9月の最終週には気温が下がり、ブドウにしっかりと残ったフィネスと新鮮な果実味。
9月21日に雨が止んでから再び陽光に恵まれ、晩熟型のブドウの収穫が10月4日に完了しました。
※公式サイトより引用
■テヌータ・デル・オルネライアについて
~ ボルゲリの奇跡 ~
「ボルゲリの奇跡」と言われ、スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築いてきた「オルネライア」。
アンティノリ家の当主の弟にあたる「ロドヴィコ・アンティノリ氏」によって、1981年に設立されたワイナリー。
ワイナリー設立以前は、カリフォルニアでのワイン造りを考えていたロドヴィコ氏。
しかし、カリフォルニアワイン造りの重鎮「アンドレア・チェリチェフ氏」と出会ったことで方向転換します。
「ボルゲリは、ボルドー右岸ポムロルやサン・テミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」
この様な教えを受けたロドヴィコ氏は、故郷ボルゲリに戻り「オルネライア」を設立したのです。
収量を抑え、細心の注意を払われて生み出されたワインは、世界屈指のワインとして数々の賞を受賞。
2001年にはワイン・スペクテーター誌の「THE TOP 100 WINES」にて第1位を獲得し、世界有数のワインメーカーとしての地位を不動のものにしました。
2005年からは、トスカーナの名門フレスコバルディ家が形成するテヌータ・ディ・トスカーナの傘下となっており、 現在も世界中で高く評価されています。
~ 品質を何よりも大切にしたワイン造り ~
トスカーナ州の地中海沿岸に面しているボルゲリの丘陵地帯に位置する「オルネライア」。
夏の間中、涼しい海風が畑にそよぐことで和らぐ暑さ。
冬はボルゲリの丘が冷たい北風からブドウの木を守ってくれています。
また、ボルゲリは沖積土や火山性土および海底土が混じり合った独特の土壌を備えたエリア。
水はけと空気の循環が良く「カベルネ・ソーヴィニヨン」「カベルネ・フラン」「メルロ」といった国際品種の栽培に適しています。
このテロワールの素晴らしさを最大限に引き出すため、ブドウの房数を制限し収量を抑え、収穫は全て手摘みで実施。
収穫のタイミングにもこだわり、ブドウ畑をこまめに観察し、ブドウの味見を行って品質の高い状態を見極めています。
収穫されたブドウは丹念に選別され、独自の個性を表現できるよう各区画ごとに別々に醸造。
こうして生み出されるワインは、ブドウの新鮮さと輝き・香りが最大限に引き出された官能的で優美なスタイル。
シルクのように滑らかな口当たりを備えています。
どの工程にも徹底的にこだわり抜く「オルネライア」。
その年の気候条件に左右されることのない最高の品質を誇っているのです。
※インポーター資料より引用