■商品について
「紫」の2019ヴィンテージは、全米で100点満点の評価を得た
2018年ヴィンテージに勝るとも劣らない傑作となりました。
その大きな理由は、気候にあり、2019年は、冬の降雨量が多かったため
土壌に十分な養分が含まれ、 春から夏にかけての葡萄の生育期には温暖な気候が続き、
近年稀にみる恵みの年となりました。その結果、この年に収穫された全ての葡萄において
果実の鮮やかさと果汁の凝縮感が際立つ素晴らしい出来栄えとなったのです。
そんな葡萄から成る「紫2019」は、グラスに注いだ瞬間、ブラックベリーやココア、スパイスなどの芳醇な香りが広がり、
まるで豊かな畑を彷彿させるような想像力を掻き立てます。口に含めば、滑らかな舌触りから伝わる上質な果実味と
甘美なタンニンが感性を優しく刺激してくれることでしょう。その味わいは心身まで深く滲透し、
珠玉の感動へと誘う官能的な余韻が長く続いていくこともこのワインが愛される大きな魅力なのです。
■ティスティングコメント
赤褐色のような深みのあるガーネット。
土のミネラル感を覚えるとともに、ブルーベリー、ブラックベリーなどの凝縮された果実味に、
ココア、ホワイトペッパー、シナモンなどの複雑なニュアンスが溶け合い、複層的な香りが広がります。
酸と果実味、タンニンのバランスが良く、しなやかな口当たりは、まるでシルクのような柔らかい印象を感じます。
口内を優しく包む深い味わいは、至福の余韻となり、長く残ります。
※公式サイトより引用