※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
今は亡きロバート・モンダヴィ氏の想いを受け継ぎ設立されたワイナリー「コンティニュアム・エステート」。
高品質なワインと美しいワイナリーとしても知られています。
こちらは、自社畑のセージ・マウンテン・ヴィンヤードのブドウを100%使用したエステート・ワイン。
醸造から瓶詰めまでをすべて自社設備内で行われる、ワイナリー唯一の赤ワインです。
■テクニカル情報
栽培
自社畑のセージ・マウンテン・ヴィンヤードのブドウを100%使用したエステート・ワイン。
ナパ・ヴァレーのオークヴィル東側の山奥にあるプリチャード・ヒルの丘にあり、ナパ・ヴァレーとサンフランシスコ湾を見渡す畑は、岩が多い火山性の土壌のため収量が低く、ブドウの樹は深みと複雑味がある果実を生み出すことにエネルギーを集中させます。
2021年のコンティニュアムには、1991年と1996年に、そしてその後2004年、2010年に植樹された平均樹齢20年のブドウの樹からなる成熟した38エーカーの自社畑のブドウが使われています。
それぞれ特徴の異なる42の区画に分類され、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロは標高396m-487mに位置する、若干北と東にも傾斜がある西向きと南向きの区画で栽培されています。
この標高の高さとスロープが気温を適度に保ちます。
この火山性の土壌に植樹された多様性のある畑から、コンティニュアムの複雑味が生みだされるのです。
醸造
ブドウは夜間に房の状態を見ながら手摘みで収穫し、除梗前と後にさらに選果を行い、重力に逆らうことなくフレンチオーク樽とコンクリートのタンクに移されます。
3日間低温浸漬させてから発酵させ、1日3-4回のポンプオーバー、最も発酵が活発な時期に2-3回のデレスタージュを行います。
槽内で果皮と共に17-30日間静置し、その後ワインを抜き取り、果房をバスケット・プレスにかけ、ワインは澱と共に樽に移され、マロラクティック発酵と熟成を行います。
2021年のコンティニュアムは、フレンチオークの新樽60%と使用済み樽37%、コンクリートのアンフォラ3%で21ヶ月間シュール・リー熟成させました。
畑の個々のロットは2021年ブレンド用に何度も注意深くテイスティングされ、それぞれのロットのポテンシャルは最終的なブレンドで証明されています。
ブレンド後、低温熟成庫でゆっくりと時間をかけて熟成され慎重に澱引きをしてから、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。
■ワインの特徴
ヴィンテージノート
2021年ヴィンテージはひどい干ばつに見舞われた二年目の年となり、生育期の降水量は320mmで、例年の1/3程度しかありませんでした。
ブドウの樹の回復力や寿命を向上するために、土壌と微生物の両面において、細心の注意が払われました。
4月中の気温は平均的な気温で推移し、50%芽吹いた状態になったのは4月2日で平均より2日遅くなりましたが、5月は暖かい天候が続き、50%が開花したのが5月21日で、平均より6日早くなりました。
収量の平均はエーカー当たり2.4t。
結果的に、とても穏やかに進んだ生育期となり、華氏100℃(約38℃)に達した日は6日だけでした。
収穫は例年より若干早い、開花から124日目の9月14日に始まり、その後も安定したペースで進み、9月27日に終了しました。
テイスティング・コメント
2021年は信じられないほどの複雑味を持った、熟成の為のワイン。
十分な凝縮感と永続的な活気に満ちた味わいを持ち合わせた、洗練した凝縮感を表現した一つの形です。
このヴィンテージは花の香りや、ブラック・チェリー、野生のベリー系のアロマが幾層にも重なります。
セージや月桂樹のアロマはセージ・マウンテン・ヴィンヤードを取り巻く環境を表現しています。
デカンティング
最高の状態を経験する為に、サーヴする前にワインを呼吸させるデカンティングすることをお勧めします。
デカンティングすることで、ワインの純粋な香りの表現を目覚めさせ、しなやかなワインとなります。
コンティニュアムはリリースと同時に楽しむことができますが、長期熟成することでより豊かな味わいを楽しむことができるでしょう。
※インポーター資料より引用
■飲み頃温度
16〜18℃
■オススメ料理
牛肉のタルタル
キノコのリゾット
すき焼き
ゴルゴンゾーラ チーズ(青カビタイプ)
■原産地呼称
AVA. NAPA VALLEY(ナパ・ヴァレー)