※商品画像はイメージです。ラベルなどのデザインは変更となることがあります。※
■商品について
超高級シャンパーニュの代名詞ともいえる「サロン」。
徹底的にこだわり抜かれ、他のシャンパーニュでは体験できない味わいを堪能できます。
クリュッグと並び、シャンパーニュ愛好家なら頂点に推すシャンパーニュ。
美しいラベルの「S」の文字にひれ伏してしまいます。
ラインナップなどは存在せず、これ1本!
ブドウの出来が超絶に良い年しか造られず、1905年の初リリースから生産されたのは44回の希少な逸品です。
■サロンは唯一無二のシャンパーニュ
この異端児的ワインは、すべてが「単一」という枠の中で誕生しました。
エメ・サロンというひとりの男が夢見たシャンパーニュは、単一のテロワール(コート・デ・ブラン地区)の単一のクリュ(メニル・シュール・オジェ村)で育つ、単一ブドウ品種(シャルドネ)で造ったヴィンテージワインでした。
シャンパーニュはノンヴィンテージであることが主流ですが、サロンには必ずヴィンテージが入り、その上ブドウが最高の状態で収穫された年だけに、サロンが生まれるのです。
このシャンパーニュには、1ヘクタールの区画「ジャルダン・サロン(サロンの庭園)」と、20世紀初頭にエメ・サロン自身がメニル・シュール・オジェ村で選定した19の小規模な区画で栽培されたブドウが使用されています。
複雑な味わいと繊細さを存分に開花させるため、サロンは通常10年の間、セラーで熟成されます。
■ヴィンテージ
2013年は、酷寒の冬の後、それと同じくらい長く寒い春が続きましたが、ブドウの木に霜が降りることはありませんでした。
芽吹きを迎えた4月末にはよく雨が降り、それはブドウの花が満開になる7月上旬まで続きました。
この時点で、すでに収穫時は9月下旬から10月上旬であることが見込まれました。
その間、ブドウの木と土壌を精察し、各区画に注意を払い、各植物の異なる反応を見逃さず、それぞれに適応した手入れを施します。
夏はとても暑く、素晴らしい日差しに恵まれましたが、時々雷雨が襲い、雹による被害も確認されました。
9月に入るとともに一気に秋が深まり、ブドウの熟成が速度を落とします。
サロンの区画では、10月1日に収穫が始まりました。
悪天候と収穫時の厳しい選別のせいで、瓶詰めできる果汁の量が減少してしまうことが懸念されましたが、実際には、1ヘクタール当たり1万3千キログラムという素晴らしい量が獲得できました。
シャルドネのブドウは見るからに良質で、程よい度数と完璧な酸度を持ち、このヴィンテージは想像以上の力強さが炸裂するだろうと予想されました。
■テイスティング
サロン2013は、自然光の中でもキラキラと輝いて見えます。
グラスの中で、黄金色がグリーンの反射と交わり、まさに偉大なブラン・ド・ブランに特有の色合いを見せます。
白い花、リンデンフラワー、ジャスミン、ベルガモットのピールがブーケを構成し、ル・メニル村で育つブドウに特有のミネラル感が際立ちます。
繊細で深みのある性格を持ったワインを生み出すテロワールの本性がよく表現されました。
豊満で余韻の長い味わいは、口の中で完璧なバランスを示し、壮大な力強さを感じさせます。
その温かみは、しっかりとした骨格や、焼きリンゴ、ローストしたヘーゼルナッツ、塩バターキャラメルなどのまろやかで食をそそるようなアロマが、しっかりと表現しています。
繊細に消えていく泡と同時に現れる、石灰感と唾液を湧出させるような後口は、まさにサロンの特徴です。
起源が全ての答えを持っていました。
ル・メニルの村が、その率直で頑固で勤勉な特質の中、自分自身を表現しています。
変動のない強さを持つサロン2013が、弾け出る特別な瞬間がやってきました。
■サービス
13~15℃
■熟成能力
15年以上
■オススメ料理
牡蠣のジュレを添えたサーモンのテリーヌは、海の香りが強いサロンのミネラル感をうまく引き立てるでしょう。
シャンパーニュ地方のスペシャリティーでもあるリードヴォーを詰めた豚足ファルシにも十分対応できますし、フォアグラのコロッケは、滑らかなでシルキーな口当たりのサロンとぴったりでしょう。
※公式サイトより引用
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)