※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
モレ・サン・ドニに本拠地を置き、牽引し続ける偉大な「デュジャック」。
こちらは、ドメーヌものと変わらないクオリティで生み出される、ネゴシアンラインのシャンボール・ミュジニーです。
【ワインの特徴】
フローラルな香りとフレッシュラズベリーのエレガントな果実。
少しほこりっぽさとペッパーのニュアンスも感じられるジューシーで軽快な味わいです。
優しいストラクチャーですが、驚くほど長い余韻が広がり、シャンボール・ミュジニィらしい繊細で優美な仕上がりです。
■オススメ料理
鶏肉の赤ワイン煮
ローストチキン
すき焼き
肉じゃが
■生産者について
ジャック・セイスは、父から譲り受けたパリの製菓会社を経営していましたが、ワインに魅せられ、ヴォルネイのドメーヌ・ド・ラ・プースドールで2年間修業、会社をナビスコに売却し、1968年、代わりにモレ・サン・ドニのドメーヌ・グライエを買収しました。
ニコラ・ポテルやシャルル・ルソー、ベルナール・クレール=ダユ、アンリ・グージュ、オベール・ド・ヴィレーヌなどの大御所らの醸造法をお手本に、ワイン造りを開始。
ジャック・セイスは、赤ワインの造り手として有名ですが、コート・ド・ニュイでは珍しい、白ワインの造り手でもあります。
1985年の霜害で、村名モレ・サン・ドニの一部が枯死したのを機会にシャルドネを植え、モレ・サン・ドニ ブランとしてリリースしたことが始まりです。
こちらも、同じく高評価を獲得しています。
1987年からリュット・レゾネをとり、2001年からは徐々にビオロジックへと移行。
現在はビオディナミ農法を大半の畑で採用しています。
完全無除梗による全房発酵が特徴で、梗が色素を吸収するため、色調は比較的淡いものの、香りと味わいはしっかりしたワインが造られます。
また、梗をまるごと使用することで、除梗の際に果実を傷つける心配がないことも、採用の大きな理由なのだそう。
現在は、息子のジェレミーとアレックがそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを実質的に引き継いでいます。
ジェレミーに変わってからは、ヴィンテージに応じて除梗率を変え、以前よりも色合いはしっかり、果実味も充実したものとなっています。
全体的に淡やかな色調ですが、華やかな香りと骨格と長命さ、そして「松茸の香り」に似た、ウットリする芳香がデュジャックの特徴です。
■所有畑
当初4.5haだったブドウ畑は、徐々に買い足していき、2005年にはドメーヌ・トマ=モワラールから特級畑を購入しました。
これにより、ドメーヌのポートフォリオは一層華やかさを増し、シャンベルタンとロマネ・サン・ヴィヴァンが増え、現在7つもの特級畑を所有する、ブルゴーニュ最良のドメーヌの一つにまで、上りつめました。
所有しているグラン・クリュは…
「モレ・サン・ドニ」
クロ・ド・ラ・ロッシュ
クロ・サン・ドニ
「シャンボール・ミュジニィ」
ボンヌ・マール
「ジュヴレ・シャンベルタン」
シャルム・シャンベルタン
ル・シャンベルタン
「ヴォーヌ・ロマネ」
ロマネ・サンヴィヴァン
「フラジェ・エシェゾー」
エシェゾー
さらに、モレ・サン・ドニ1級畑モン・リュイザンの0.6haの畑にもシャルドネを植え、2000年からリリースを開始しています。
※インポーター資料より引用
■ネゴシアンとは
ネゴシアン(Negociant)とは、フランス語で「卸売業者」や「卸売商」を意味する言葉。
特にワインの流通に携わる業者を指すことが一般的です(Negociant en vins)。
その中でもブルゴーニュなどの小規模生産者が多い地区では、自社ではブドウの栽培は行わずに、農家から仕入れたブドウやブドウ果汁でワインを醸造し、自社ブランドとして出荷する生産者のことを指し、日本でもこの意味合いで使われることが多くなっています。
■生産地について
シャンボール・ミュジニーはコート・ド・ニュイの中心部にあり、その景観はまさに「ブドウの海」。
標高 250~300mの東向き斜面。
土壌はそれほど厚くなく母岩が出ていることもあります。
硬い石灰岩にある無数の割れ目を通じて、ブドウの樹はジュラ紀の下層土により深く根を張っていて、谷の下部では岩の塊や小石が排水を助けています。
ブルゴーニュで「最も女性的」と表現される優美で可憐なワインを生み出し、世界中のワインラヴァーから愛され続けています。
■原産地呼称
AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY(シャンボール・ミュジニー)
■格付
村名(ヴィラージュ)