※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
パトリック・スティランは、アンボネイの生産者でありながらシャルドネの名手でもある、稀有なRM(レコルタン・マニピュラン)。
生産量も非常に少なく、販売先もほとんどが個人客やフランス国内のレストランや小売店で、とても貴重なシャンパーニュ。
こちらは、シャルドネとアンボネイ村のピノ・ノワールを使用したロゼ・シャンパーニュ。
自家ブドウ園元詰の小さな生産者が造るこだわりの1本です。
■生産者について
パトリック・スティランは、アンボネイ村のピノ・ノワールを100%使用したブラン・ド・ノワールを生産していますが、トップキュヴェにはアンボネイ村のシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン「プレシューズ・ダルジャン」を据えています。
ロゼ・シャンパーニュにもアンボネイ村のシャルドネを90%使用し、樽熟成したコトー・シャンプノワ・ルージュ(ピノ・ノワール)をブレンドしています。
また、ピノ・ノワールが多いモンターニュ・ド・ランスの中でも、秀逸なシャルドネで著名なトレパイユ村(プルミエ・クリュ格付け)からも、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランを生産しています。
小さな家族経営の個人生産者だからこそ出来る、個性的なシャンパーニュ造りがパトリック・スティランの特徴です。
所有畑
3.1ha
父と義父から譲り受けた畑1.2ha、複数の地主と賃貸契約している1.4ha、30年の間に購入した畑0.5ha
1.3ha
アンボネイ村のピノ・ノワール(100%グラン・クリュ)、樹齢30〜100年
0.9ha
アンボネイ村のシャルドネ、1970年植樹
0.9ha
トレパイユ村のシャルドネ(95%のプルミエ・クリュ格付け)、1970年に植樹
数少ないRM(レコルタン・マニピュラン)の生産者
スティランのように、自らブドウを栽培し、醸造・瓶詰めまで行う生産者のことを「レコルタン・マニピュラン」(R〓coltant-Manipulant, RM)と呼びます。
ブルゴーニュで言えば「ドメーヌ」とついている生産者のことですが、日本へ輸出されるシャンパーニュ全体の内、レコルタン・マニピュランのワインはたった6.5%(シャンパーニュ委員会発表による2014年実績)しかありません。
アッサンブラージュ部門(RM)のファイナリストに選出
パトリック・スティランには、新たに2007年から娘のエステル、2013年から息子のファブリスが参加しています。
2018年に開催された「Les Jeunes Talents du Champagne(シャンパーニュの若き才能)」と題したコンテストでは、エステルが「シャンパーニュ グラン クリュ ミレジム 2008」でアッサンブラージュ部門(RM)のファイナリスト3名のうちの1名に選出されました。
残念ながら受賞は逃してしまいましたが、その品質の高さが証明される結果となりました。
パトリック・スティランは、わずか3.1haしか栽培していないため、生産量も非常に少なく、ほとんどは国内の個人客やレストランに販売されています。
輸出が少ないため、海外のワインガイドで取り上げられることはほとんどありませんが、フランス国内のワインガイド『Le Guide Hachette des Vins』では毎年のように取り上げられており、最新の2020年版でも「ブラン・ド・ブラン プルミエクリュ NV」が1ッ星評価で掲載されています。
■このシャンパーニュについて
小さな赤い果実、フランボワーズ、カシス、サクランボの香り。
美しい色合いはパーティやディナーを華やかに演出してくれます。
醸造
「シャルドネがフレッシュさを表現し、ピノ・ノワールは構成とボディを与える」と考えています。
瓶内二次発酵のためのボトリング前に、樽で数年熟成させたアンボネ・ルージュをブレンドし、余った分は他のシャンパンハウスへ販売しています。
瓶詰後、24〜36ヶ月(瓶内二次発酵)熟成。
ルミアージュ(動瓶)は、手作業で行っています。
評価
(web版)ゴ・エ・ミヨ 2022:90点
※インポーター資料より引用
■飲み頃温度
8〜10℃
■オススメ料理
サーモンのテリーヌ
ロブスターのテルミドール
鴨のロースト ベリーソース
コンテ チーズ(ハードタイプ)
■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE(シャンパーニュ)