■商品について
1716年、トスカーナ大公コジモ3世によって、世界で最初の原産地呼称制度の例と言われる線引きが行われ、4つの銘醸地として定められたうちの1つがこの「ポミーノ」です。
こちらはトスカーナにおけるシャルドネの歴史を物語るワイン。
1855年にこの地にトスカーナで初めてシャルドネが植樹されました。
1973年、イタリアで初めて樽熟成された白ワインとしても有名なワインです。
【テイスティング・コメント】
透明感があり輝きのある黄金色。
砂糖漬けのオレンジピール、ドライフルーツ、白い花の香りに、わずかに胡椒のニュアンスを感じられます。
時間が経つとイーストのニュアンスが徐々に広がっていきます。
標高が高く冷涼な土地で造られた、極めてエレガント。
爽やかさとアルコールのボリューム感がほどよいハーモニーを奏で、非常にバランスの良い調和のとれたワインです。
【ヴィンテージ毎の評価】
ビベンダ:5Grappoli(1998)
ワイン・スペクテイター:90(2007、2010、2011、2017)
ジェームス・サックリング:91(2017)、94(2018)
パーカーポイント:92(2015)、93(2018)
【オススメ料理】
野菜スープ
鯛やサーモンのフィレのオーブン焼き
クリーミーなソース
キャビア
※インポーター資料より引用
■原産地呼称
DOC. POMINO(ポミーノ)
■製造方法
極めて優しくプレス作業を行い、初期の段階からすでに透明感のあるモストが抽出されます。
低温でデカンテーションし、さらに透明感を高め、その後モストはバリック(新樽:50%、1度使用済み古樽:50%)でアルコール発酵を行い、一部をマロラクティック発酵。
その後、ワインは果皮とともに木樽で10ヶ月熟成し、必要に応じてバトナージュを行い、更に瓶内で4ヶ月熟成させます。