※ボトル画像はイメージです。ヴィンテージによりラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
日本人女性がケラーマイスターとして活躍している、家族経営のワイナリー「ベルンハルト・コッホ」。
多数のコンテストで最高点を獲得している、歴史ある名家です。
こちらは、品のある果実味と奥深い旨味を堪能できる1本。
ブルゴーニュスタイルを彷彿とさせる、コスパ抜群の高品質ワインです。
■栽培
畑はフレムリンゲン村の単一畑「ヘレンブッケル」で1996年と1999年に植樹しました。
畑は南西向きで、標高196m、砂岩と石灰岩の混ざる土壌です。
コルドン仕立てで、収量を少なくして、畑で選別しながら手摘みで収穫します。
■醸造
アロマを引き出すために、発酵前に3日間、コールド・マセレーションを行います。
ステンレスタンクで22~30℃に温度管理しながら12日間発酵。
発酵後、フレンチオークの228Lの樽(新樽でない)に移し、マロラクティック発酵、同じ樽で18~20ヶ月熟成させます。
清澄せず、フィルターもかけません。
■評価
ヴィヌム(2022):90
■テイスティング・コメント
香りからは熟した果実と、クミンやローリエなどのスパイスの要素が調和しています。
滑らかな口当たりです。
■土壌と品種
南ファルツは、粘土石灰質土壌のため、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。
他にも、ドルンフェルダーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。
生産比率は、赤白各50%ずつです。
■日本人のケラーマイスターの挑戦
ワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。
幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。
地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。
職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。
2013年末から、コッホで働いています。
普段は、一人でセラーの仕事を担当しています。
ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。
ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
■こだわりのワイン造り
ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。
赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。
低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。
「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。
酵母は選別酵母ですが、2009年にブルゴーニュ・スタイルのピノ・ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。
※インポーター資料より引用
■オススメ料理
カツオのたたき
ベーコンとオニオンのキッシュ
鶏肉の照り焼き
■等級
Qualitatswein(クヴァリテーツヴァイン)