※ボトル画像はイメージです。ヴィンテージによりラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
日本人女性がケラーマイスターとして活躍している、家族経営のワイナリー「ベルンハルト・コッホ」。
多数のコンテストで最高点を獲得している、歴史ある名家です。
こちらは、樹齢約30年のブドウを使用した、しっかりとした辛口のワイン。
「私達が造るワインの中で、一番リースリングらしい力強い酸が最も表れていて、しっかりとした辛口に仕上げました」と醸造家の坂田さんは話していました。
■極辛口ワインの誕生
オーナーのベルンハルトがワインを造り始めた当初は、辛口でも残糖が5~7gあるのが一般的でした。
幼馴染で大のワイン愛好家としてファルツでも有名なツォラー(あだ名がZ)は「ワインの質を甘さで隠す必要はない。俺は本当のリースリング・トロッケンが飲みたいんだ!」と言い続けました。
そんな彼のために発酵が進み残糖がほぼ無いタンクのリースリングを瓶詰めし、このワインが誕生しました。
以来出来るだけ残糖が少なく、シンプルでクラシカルなリースリングを目指して造っています。
■栽培
畑はイルベスハイムにあり、1988年に植樹、土壌は石灰岩とレス(黄土)です。
・標高:202m
・収穫方法:手摘み
・収穫量:68hL/ha
■醸造
6℃で8時間スキンコンタクトさせます。
ステンレスタンクで18~21度に温度管理しながら発酵させます。
マロラクティック発酵はさせません。
そのままステンレスタンクで8ヶ月熟成させます。
■テイスティング・コメント
しっかりとした辛口で、繊細で軽やかです。
桃や柑橘系の果物のような典型的なリースリングのアロマを楽しめます。
■土壌と品種
南ファルツは、粘土石灰質土壌のため、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。
他にも、ドルンフェルダーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。
生産比率は、赤白各50%ずつです。
■日本人のケラーマイスターの挑戦
ワイン造りをするのは、兵庫県出身の坂田千枝。
幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。
地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツへ。
職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。
2013年末から、コッホで働いています。
普段は、一人でセラーの仕事を担当しています。
ベルンハルトから学んだことは「お客様が求めるワインを造ること」。
ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
■こだわりのワイン造り
ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。
赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。
低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。
「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。
酵母は選別酵母ですが、2009年にブルゴーニュ・スタイルのピノ・ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。
※インポーター資料より引用
■オススメ料理
アスパラのベーコン巻き
アイスバイン(ザワークラウト添え)
シェーブル(山羊乳)チーズ
■等級
Qualitatswein(クヴァリテーツヴァイン)