※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※
■商品について
有機農法にこだわる、ジュヴレ・シャンベルタンの実力派「ロシニョール・トラペ」。
職人気質の情熱をブドウ栽培に注ぐことで、ブルゴーニュの中でもとりわけ品質の高さで評価を得ています。
特にフランスのソムリエ達から熱い支持を受けており、現在多くの星付きレストランにオンリストされているほど。
また世界20ヵ国以上に輸出され、各国のワイン愛好家に愛されています。
こちらは、ジュヴレ・シャンベルタンの中でも最も厳格かつ偉大な特級畑シャンベルタン。
平均樹齢60年と100年の古樹由来の濃密な果実味と底から湧き上がるような自然の力強さ、しっかりとした骨格と壮大なスケール感を放つ逸品です。
■ヴィンテージ情報
ブルゴーニュの2020年は、ブルゴーニュワイン委員会が「偉大なグレートヴィンテージになる。」と発表した注目のヴィンテージ。
ワイン評価誌『デキャンタ』においても「価値のあるヴィンテージである。」ともコメントされています。
春は日照時間が多く4月末には開花が順調に始まり、夏は例年以上に暑く乾燥した気候となったのが特徴です。
猛暑とはなったものの、風がよく吹いたことでアロマ、糖度、酸度が凝縮した健全なブドウに成長。
収穫時期はこれまでのブルゴーニュのなかでも特に早く、赤ワインは8月末頃から始まりました。
こうして造られたワインは、豊かでありながらも、心地よい張りを兼備した仕上がりが魅力。
果実味は凝縮していながらもバランスが良く、フレッシュなスタイルとなりました。
これまでにない独特な気候によって生み出された素晴らしいヴィンテージです。
■栽培
特級畑シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタン村に9つある特級畑の中でも、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズとともに別格とされる、特に評価の高い畑。
シャンベルタンの名は13世紀より使われており、隣接する特級畑クロ・ド・ベーズとの境界線は、中世より変更されておらず、長い歴史を持っているのです。
標高275~300mの東向きに位置し、石灰質と粘土質が混じる土壌で構成されています。
ロシニョール・トラペは2区画(1.6ha)を所有しており、1.0haの区画には平均樹齢60年、0.6haの区画には平均樹齢100年のピノ・ノワールが植えられています。
■醸造
収穫は手摘みで、選果は収穫時と選果台で2回実施。
除梗率はヴィンテージによって変更しています。
その後発酵前浸漬を行い、毎日テイスティングを行いながらタンクで約15~25日間のマセラシオン(醸し)を実施。
穏やかに圧搾した後、選別した果汁を樽に移します。
トロンセやベルトランジュなどの中央フランス産の木樽を使用して14~18ヵ月間熟成させ、無清澄・無濾過で瓶詰めを行います。
■テイスティング・コメント
外観は輝きのあるルビーレッド。
熟したレッドチェリー、ブルーベリーなどの若々しい果実のアロマに、バラ、スミレなどのフローラルなニュアンスが加わります。
シナモンやクローヴなどのスパイスの香りが全体をまとめ上げ、華やかながらも落ち着いた雰囲気を演出。
口に含むと、繊細ながらキレのある酸味ときめ細かなタンニン、豊かなミネラル感が見事に調和し、芳醇で厚みのある味わいを生み出します。
余韻には、ブルーベリーを思わせる甘やかな果実味と、スパイスのニュアンスが重なり、優美ながらも力強いフィニッシュ。
特級ならではの重厚感のある味わいと、熟成ポテンシャルを持った逸品です。
■オススメ料理
カモ鍋
すき焼き
牛フィレ肉のステーキ
※インポーター資料より引用
■原産地呼称
AOC. CHAMBERTIN(シャンベルタン)
■格付
特級畑(グラン・クリュ)